閑散記

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『うたのプリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』感想(若干ネタバレあり)

『うたのプリンスさまっ♪』をご存じでしょうか?
通称、うたプリ。CD、ゲームからはじまり4回のアニメ化を経て、この夏ついに映画化を果たした作品です!

その映画、『うたのプリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』があまりにも最高で最高で最高すぎて……何年かぶりに感想を書きにやってきました!
あまりにも最高だったのと、文章を書くのが久しぶりなので、語彙力がないと思いますがどうぞよろしくお願いします。 

youtu.be

 まずはうたプリって何?というところから、私の遍歴と共におおざっぱに振り返りかえりつつ、映画の感想を書いていきたいと思います。

 

うたプリとは?

『うたのプリンスさまっ♪』ってすごいタイトルですよね。その名のとおり「歌うプリンス」たち、アイドルたちのお話です。

 

CD

はじまりは、CDの発売からでした。6人のプリンスたちのソロ曲です。

開発中の段階から友達と追っていたのですが、試聴を聴いて絶対買う!!!!と決め、発売日にゲットしました。アニメイトの購入特典はポスターでした。

うたの☆プリンスさまっ♪オーディションソング(1)

うたの☆プリンスさまっ♪オーディションソング(1)

 

 

 ゲーム 

その後発売されたのが、ゲーム。いわゆる乙女ゲームです。彼らがアイドルになるまでの学校生活を、作曲家として共に送ります。

私は作曲家なので、一緒に曲を作るわけです。
その曲が、先に発売されていたCDになるわけです。
なので歌詞がしみるしみる。すったもんだあったストーリーが盛り込まれています。

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat - PSP

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat - PSP

 

 

ゲームは続編も発売され続けているので、アイドルになってからの紆余曲折なんかも一緒に乗り越えます。

新キャラとして事務所の先輩も登場しますが、もちろん先輩たちの登場も、ゲームよりCDが先。ここで私の推し、黒崎さんが爆誕しました。

うたの☆プリンスさまっ♪DebutユニットドラマCD 蘭丸&真斗&レン

うたの☆プリンスさまっ♪DebutユニットドラマCD 蘭丸&真斗&レン

 

(画像:左、黒崎蘭丸) 

 
アニメ

アニメでは、プリンスたちは「ST☆RISH(スターリッシュ)」というグループを組んでいます。先輩たちは「QURTET NIGHT(カルテットナイト)」。
シリーズが進むと、敵対している事務所のグループ「HE☆VENS(ヘブンズ)」も登場し、色々あります。

 

 

マジLOVEキングダムとは?

今回の映画は、アニメ『うたのプリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』のその後、先述した3グループでライブをやっちゃうというもの。

もう全編ライブ。

なっちゃんも「マジLOVE“ライブ”キングダム」だと言っていました。はじめから終わりまでずっとライブ。ストーリーは1ミリもありません。

なので、うたプリを知らない人でも全く問題なし。知らないまま観て、そこから何度も通っている方もいるとか。特にアイドル好きな方に多いようです。それってすごいですよね。アイドルのライブに慣れた方々に通用したということ……。

事前の情報チェックはほぼしなかったのですが、こちらのブログだけ読ませていただきました。この方、文章もまとめ方もすごく上手。一刻も早く観たい気持ちにさせられました。私の感想よりこの方のブログを読んでほしい。本当に。しかもアイドルアニメの好みがほぼ一緒でうれしい限り。「少年ハリウッド」も「我ら四皇學園生徒会」も最高ですよね。

aposan.hatenablog.com

 

それでは、ここからは好きなところ、印象に残ったところを挙げていきたいと思います。

 

歌い出しの衝撃

トップバッターのスターリッシュの歌い出し、出音也で毎回泣く。はじめて観たときの衝撃はすごかった……映画館の大きいスクリーンに何年も前から応援していたアイドルがバーンて……半分以上は何が起こったのかわからない衝撃で泣いていたんだと思います。

曲もいい。ファンタジック☆プレリュードはオープニングに最適すぎる。

ウルトラブラスト

ウルトラブラスト

 

 歌詞には「星空へ旅立とう 虹を架け橋にして そして創ろうか? 音楽と歌の王国」とあります。「大っきなお城たてて」では、ステージにお城が建ちます。マジLOVEキングダムが建国されるんです。

ちなみに、この映画を観に行くこと=「入国」と呼ばれています。

 

ライブの演出、あるあると現実離れのバランス

上から吊られていたり、下から飛び出してきたり、だんだん高くなる台に乗っていたり……そんな、あるある~といった演出がおもしろいです。

しかし、そのあるある~を少しオーバーに演出しているんです。

生身の人間には無理な急降下、瞬間移動、観客に被害が及ぶ量の水・炎、ローラースケートっぽいハイテクな謎靴、謎スケートボードで飛ぶ、トロッコが飛ぶ……

この、あるあると現実離れのバランスがすごく絶妙で、三次元と二次元のいいところをうまく混ぜているなと思いました。

 

シャッフルユニット

グループで歌うのに加えて、3つのグループでシャッフルされたメンバーが3人一組になり、1曲ずつ歌います。ジャ○ーズメドレーみたいな感じですね。それかハロ○ロの赤・青・黄組なんかのような感じです。

グループにいるときとは違う一面が見れたり、全然違う曲調の歌が聴けたりするのがいい。どの曲も好きですが、Up-Down-Up! の踊っている音也は完全に生きてる…と思いました。可愛さズルい。

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム スペシャルユニットドラマCD 音也・藍・ヴァン【通常盤】

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム スペシャルユニットドラマCD 音也・藍・ヴァン【通常盤】

 

 

映像がすごい、みんな生きてる

生きてる音也の件もそうですが、今までのアニメでは考えられないくらい動いています。特に映画館の大きなスクリーンで観ると、CG感が全然ない。どの瞬間もかっこいい。どんなに小さくてもかっこいい。

しかも全員ずっと違う動きをしています。それぞれの特徴が出ていて、黒崎さんは見切れているときもずっとロックでした。全員をしっかり観たいと毎回思うのですが、目が足りません……。

 

応援が楽しい

はじめての応援上映でした。全編ライブなので、映像の中には観客もいます。その観客のコールを真似すればいいので、初心者でもすぐに楽しめました。

どの曲も楽しいですが、Colorfully☆Sparkはテンションが上がりますね。キュンキュン!

 

HE☆VENSがかっこいい

 正直今までそんなに興味を持てなかったのですが、すっごいかっこよかったです。謝りたい。曲が好みなのもありますが、ダンスのフォーメーションがいい。イイ。一緒に住んでいるからなのか、息もぴったり。

私が入国したときは毎回、ヘブンズの初登場シーンで一番の歓声が上がっていたような気がします。曲のイントロと相まって、インパクトがすごい。イケメンシャンデリアなんて呼ばれているようですね。本当にかっこいいと思います。イイ。

 

アンコールがいい

上映2週目から追加されたアンコール。実際のライブのようにアンコール!アンコール!と叫べます。そしてTシャツで登場してくるプリンスたち。ここでもあるある〜が発動されています。やはり、リアルかフェイクかのさじ加減がたまらなく上手。

全員で歌う曲は「Welcome to UTA☆PRI KINGDOM!!」。初期のサントラ集に収録されている、当時唯一の全員歌唱曲「Welcome to UTA☆PRI world!!」のちょっとしたアレンジソングです。うたプリにとって大事な曲。

この曲は折に触れて歌われていますが、今回のアンコールは格別です。毎回泣かされちゃいますね。

サウンドの☆プリンスさまっ♪

サウンドの☆プリンスさまっ♪

 

 

最後に

とりあえず、こんな感じで感想をまとめてみましたが、まだまだ書き足りないので、また続きを書く予定です。

毎年夏は生きていくのが大変なのですが、マジLOVEキングダムのおかけで体調が良くなり、例年より暑い夏を例年よりも快適に過ごせました。本当の話です。

楽しませてもらったうえに健康にもしてもらえるなんて……本当に感謝しかないです。

ありがとう、プリンスのみんな。そして上松さん。これからも応援させてください。

まだ上映しているところもあるみたいなので、気になった方はぜひ入国を。

 

 

公式サイト

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム 公式サイト